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HOT ! 鎌倉2代将軍・源頼家、政事をおろそかにする「日本外史」のうち「北条記の巻」江馬細香・自筆・茶道6B

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鎌倉2代将軍・源頼家、政事をおろそかにする「日本外史」のうち「北条記の巻」江馬細香・自筆・茶道6Bの詳細情報

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江馬細香の2つの印「細香」「湘夢」

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緒方洪庵の「滴々斎」の落款

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だんそう

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江馬細香の肖像(手前)

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原本の旧・所蔵主・緒方洪庵の肖像

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江馬細香 美術年鑑の評価額

出品した古筆は、巻四「源氏後記・北条氏」の原文です。国郡全圖 上下 二冊一括。
「日本外史・巻四」は、鎌倉幕府2代執権「北条義時」を中心に記しております。大日本気象学会編 中村精男著『気象観測常用表』明治22年 精心堂刊 初版本 第3代中央気象台台長。


隷書体による「日本外史」江馬細香・自筆

自筆下部に江馬細香の落款(印譜)「細香」と「湘夢」がある。完品 喜多川歌麿『歌麿版画集芳』昭和49年 高見澤研究所刊(手摺浮世絵木版画全24枚揃)美人画集 錦絵 遊郭 花魁 遊女。2つとも細香の落款

自筆上部に緒方洪庵の所蔵を示す「適々齋」の落款(印譜)がある。●極上和本YM4747●天のめぐみ[天の恵](寛政8年早印本)九嶋(九島)保義 八広翁実立(立志軒)序 心学。

(自筆の凹凸はストロボの反射によるものです。美濃旧衣八丈綺談。)

「額縁入自筆原本」

上記額は、海外展示の際に用いられた額です。【中古】 徳川慶喜 1 (1974年)。


「自筆原本」


原本下部の2つの印は、江馬細香の「細香・湘夢」の落款。(古本)戊辰役戦史 補訂版 大山柏 時事通信社 AO8011 1988発行。上は、緒方洪庵の「滴々斎」の落款。古書 非売品 本多忠籌侯傳 黒田源六 著 本多忠籌侯遺徳顕彰会 昭和17年 歴史 日本史。

《江馬細香・自筆「日本外史」北条記》

原本の来歴及び国内所蔵数については下記に記載

「日本外史」は、「女文字」による精密な「隷書体」で記されております。●極上和本YM4743●〈道外節用〉小野バカムラウソ字尽(4丁落丁本)式亭三馬 滑稽本 稀書。隷書体の「日本外史」は日本国内では本自筆のみです。手漉和紙精髄 和紙揃い ふるさとと歴史/久米康生/限定1500部/定価50000円/写真手漉和紙のふるさと・標本手漉和紙・紙郷 送料無料。「日本外史」は、白河藩主・松平定信に献上され自筆の序文冒頭には、「上楽翁(松平定信)公書」、末尾には文政十年(1827)5月21日、序文の下に大垣藩医・江馬蘭斎の娘・細香の号である「湘夢」の押捺がある。須田功遺稿集 長谷川伸・平山蘆江・野村無名庵・島田正吾序『のこされし夢』昭和9年 須田栄刊 戦前期の天才漫画家。自筆は「極細」の筆が用いられており、正確で精緻な筆の運びが「芸術的な領域に達している」としてアメリカでは高く評価されている。【中古】 梵我一如への方法論 知識の道 (1975年)。
海外展示に際し、断層写真により分析されております。佐渡丸遭難記念誌/貝瀬謹吾/非売品/昭和4年/明治37年野戰鐵道の一員として出征の玄海灘で敵艦の襲撃に会い萬死に一生を得て大連に上陸。原本を分析・解析するために海外の研究機関において「断層(MRI)写真」撮影等による新技術による分析・検査・証明が行われた後、一般の展示に付されたものです。写本『兼好法師家集』(全二巻一冊揃)文久元年 清利写 江戸時代和本(写本)卜部兼好歌集。

出品した自筆は、アメリカで撮影された下記「断層(MRI)写真」においてわかる通り、微細な曲線をも精緻に描いた極めて美しい芸術性の高い日本語の優れた文字としても高い評価を受けております。●極上和本YM3367●女式目(万治3年*「女式目」2巻揃)最登波留 野田弥兵衛 稀書往来物 仮名草子 教訓 題簽付 状態良好。上から3番目の写真は、科学的で客観的な分析データを重視するアメリカの航空宇宙局(NASA)の技術による「断層(MRI)写真」です。『信州渋温泉案内記』明治21年 潜龍館・金具屋平四郎刊(信州下高井郡渋温泉)明治時代和本。「断層(MRI)写真」によって、古切の書の詳細を知ることができます。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵保管 古文書 長次。NASA(アメリカ航空宇宙局)の優れた技術である「断層(MRI)写真」撮影を通して、日本の優れた伝統技術をアメリカ国内において広く知らせているものです。慧舟『御文讃嘆絵抄 初編』(全二冊揃)享和元年 河南儀兵衛他刊 浄土真宗 仏教書 仏書 江戸時代和本 絵入本。


(Ⅰ)・出品した原本の「漢文」は次の通りです。【中古】 韓国の古時調 対訳注解 (1979年)。


《日本外史 巻之四 源氏後記 北条氏》
《自是》・・・・日學其技。明治20年代の養徳会活字版合綴 平田篤胤『天朝無窮暦巻之一』他 明治時代和本(和装活字本)やまと叢誌 国学。不復視朝。市川米庵『米庵墨談』(正続全六巻揃)文化九年/文政一〇年 須原屋伊八刊 江戸時代和本。義時有子。改正地方大成。曰泰時。●極上和本YM4740●〈註釈絵入〉実語教童子訓〈小野篁哥字尽〉(天明板B)。少有器局。南方熊楠全集 全13冊 南方熊楠。
密召賴家狎臣中野能成。h∞∞ 和名類聚鈔 全20巻5冊揃い 発行年不明 古文書 古書 /C05。謂曰。彩画職人部類・上下・2冊/橘岷江/彩色木版・大正5年・非売品・和装本/鈴木春信風の美人画をかき彩画職人部類に吹きぼかしで彩色を工夫。蹴鞠無害於事。(古本)田島町史 全10巻 田島町史編纂委員会 函付き 田島町 A61586。獨不畏災異乎。新井白蛾『聖学自在』(全三巻三冊揃)文化一三年 寺田善蔵他刊 江戸時代和本 漢学書 印記「山白家印」「玄士阿居」石川県金沢市郷土史料。故將軍逢天變。木版画で作られた小物入 明治 懐入 薬入 小物入 生薬入 細工物 小野道風 (骨董品 浮世絵。
輒止出遊。沙門文雄編『磨光韻鏡字庫』(全二巻揃 合本全一冊)天明8年 柏原屋清右衛門刊 江戸時代和本 中国の音韻図「韻鏡」研究書 磨光韻鏡後篇。是後世所當法耳。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 小笠原 書状 古文書。子親臣也。●極上和本YM3209●〈天保再刻〉校正庭訓往来註抄 美本往来物 西川竜章堂 天保6年[大阪]秋田屋太右衛門ほか板。盍嘗試諷之。唐ちょ遂良墨蹟 珂羅版 原寸大 玻璃版 台北故宮法書 書道法帖 碑帖 碑刻 法書帖 金石篆刻 拓片 拓本 印譜 摩崖石刻 唐本漢籍。時北條告飢。列仙全伝。泰時且往視之。江戸川乱歩全集 光文社文庫 全30冊 江戸川乱歩。
會僧觀清至。岡西惟中『消閑雑記』(全二巻二冊揃)山田茂助刊 江戸時代和本 江戸中期の俳人の随筆集。曰。c0411 和本 新刀銘書 全六巻 新刃銘書後集 全六巻 セット 検 刀 刀剣 古書。將軍聞能成語。(古本)ビジュアル防衛読本 58年版防衛白書を中心に 防衛庁長官官房広報課 防衛弘済会 BL0108 19831128発行。怒曰。(古本)若松聯隊回想録 若松聯隊記念事業実行委員会 若松聯隊記念事業実行委員会 HK8199 19671208発行。言非無理。魯西亞舩渡来一件 ロシア渡来一見 漂流。踰父祖而言。NHK 日曜美術館 名画への旅 全24冊 高階秀爾他監 木村重信他著。何也。近世木活字本 疋田棟隆『近世名臣諌諍録』(全三冊揃)慶應三年 鵜飼氏活版 江戸時代和本 大阪陸軍幼年学校旧蔵書。
公且稱疾歸邑。●極上和本YM3324●新用文章[新板用文障・新板用文章]明暦3年系統上巻3種 稀書往来物。俟其怒衰。飛鳥井雅俊『古今栄雅抄』(全20巻16冊揃) 延宝2年荒川宗長板行 江戸時代和本 飛鳥井雅親「古今和歌集」註釈書 平安和歌文学。可也。写本 倹約御定。泰時曰。【中古】 野沢温泉スキー誌 (1976年)。吾聊語鄙意於侍臣耳。東条義門『玉緒繰分』(全5冊揃)嘉永4年 河内屋茂兵衛他刊 江戸時代和本 本居春庭・藤井高尚・太田全斎らに師事した国学者 日本語文法書。豈敢諫乎。寿賀多百人一首小倉錦。
被譴怒。●極上和本YM4211●稼往来[〈異本〉農業往来](3種3冊)臥雲和尚作 稀書往来物。非所避也。横地儁吉郎抄訳『玻璃精造新法』明治7年 有斐学社刊 元袋付 明治時代和本(和装活字本)ガラス製造技法書。吾有事如邑。【手紙×2点、領収書】人間国宝の釜師 長野垤志/浄土真宗本願寺派 徳山啓基 円光寺 中川祐次【24-0412-55】。旦日將發。千代の地かため 初編 平安 華鳳編輯 寛政元年 書林 伊勢屋庄助★ko2.45。子莫以爲避焉。1860年 和漢類聚一覧 万延元年 中華唐土 朝鮮 器服 木版画 図版 訓蒙圖彙 経籍 五行陰陽 八卦圖 天文星宿 鳥瞰図 武家主将。乃出蓑笠視之。【中古】 ビールの本 (1958年)。
遂至邑。●極上和本YM3181●諸礼大学 食礼大学 礼道階梯 田島養元作 高井蘭山序 自寛斎画 名古屋 昆明淵蔵板、永楽屋東四郎売出 稀書。邑人去貸種。西澤笛畝『諸国絵馬集』(全2冊揃)大正7年 芸艸堂刊 彩色木版画譜 小絵馬集 郷土玩具 民間信仰 西沢笛畝。約明稔償之。蘇生堂主人『喚子鳥 巻之下』宝永7年 塩屋喜助他刊 江戸時代和本 絵入本 博物学 鳥類図譜 鳥類事典 鳥類学。而不稔也。【中古】 世界大百科事典 第5 カイセーカテ (1955年)。相與謀逃亡。白川夜話。
於是泰時召諸負債者。【中古】 哲学ノート〈第1分冊〉 (1956年) (岩波文庫)。悉燒其券・・・・《曰。b■* 複製本 北越雪譜 野島出版 昭和44年発行 著:鈴木牧之 監修:宮栄二・井上慶隆 /b1。》

漢文の文責・出品者
注記・漢字が難字(旧字)の場合、システムの関係でエラーとなり画像に反映されない場合があります。熱海独案内。その場合、空白となりますが落札の際に出力文を交付いたします。アイヌ叙事詩 ユーカラ集 全9冊 金成まつ筆録 金田一京助訳註。「原文の読み下し文」と「現代語訳解読文」は、漢文の文字(難字・旧字)を正確に反映しております。【中古】 皇室と神宮 (1957年) (神宮教養叢書 第4集 )。


(Ⅰ)・出品した原本(漢文)の「原文の読み下し文(解読文)」は次の通りです。源眞修(字:天爵)『書』掛軸〔紙本肉筆真作〕/ 二行書 掛け軸。


《日本外史 巻之四 源氏後記 北条氏》
是より日に其の技を学びて、復朝を観ず。【中古】 日本造船工業論 (1956年) (社会科学双書 E 第12 )。義時(よしとき)、子有り、
泰時と曰う。真作「日本山海名物図会」全5冊揃 二巻欠け 4冊 宝暦4年 捕鯨図 和本 古書 古文書  y2445。少くして器局有り、密に頼家(よりいえ) の狎臣
中野能成(なかのよししげ) を召して、謂いて曰く、
「蹴鞠は事に害無し。佛光國師語録 仏光国師語録 円覚語・偈頌・年譜塔銘 和本 仏教 古文書。独災異を畏れざるか。■■黄海々戦ニ於ケル松島艦内ノ状況 木村浩吉 明治発禁本 日清戦争■■。故将軍は天変に逢う
毎に輙ち出遊を止む。遠藤通(遠藤鶴洲)『救荒便覧前集』天保7年序 白鶴義斎蔵板 江戸時代和本 藤浪剛一および北里柴三郎子息/北里文太郎旧蔵書。是れ後世の当に法とすべき所。古刀銘盡大全 全九巻  仰木弘邦 寛政四年正月刋。子は親臣なり。【中古】 日本国行政法要論 上巻 (1949年)。
蓋ぞ嘗試に之を諷せざるか」と。【中古】 カント全集 第10巻 天界の一般自然史と理論・自然科学の形而上学的原理 (1966年)。時に北條、飢を告ぐ。大森宗龍『置土産浮世之茶話』(全2冊揃)明治26/41年 東陽堂刊 各冊元袋付 明治時代和本(和装活字本)茶道 茶の湯。泰時、且に往きて之を視んとす。農家益 天・地[人欠]大蔵永常著 享和2年。会々僧観 清 至る。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵保管 犬甘 古文書。曰く、
「将軍、能成(よしなり) の語を聞きて、怒りて曰く、
「言、理無きに非ざれども、父祖に踰えて言うは、何ぞや』と。【中古】 現代外国法典叢書 第9 独逸商法 (1956年)。
公且く疾と称して邑に帰り、其の怒の衰うるを侯ちて、可なり」と。【中古】 能楽源流考 (1956年)。
泰時(やすとき)曰く「吾、聊か鄙意を侍臣に語りしのみ。【中古】 日本海軍 第2巻 決戦編 (1961年)。豈に敢て諌めんや。【中古】 見て・感じて・考える (1957年) (新潮文庫)。
即し譴怒を被るも、避くる所に非ざるなり。大成論。吾、事有りて邑に如く。【中古】 大漢和辞典 巻1 (1955年)。
旦日将に発せんとす。【中古】 刑法の基本問題 (1932年)。子、以て避くと為す莫れ」と。石川主水正様御勘定奉行御勤役中御触書。乃ち簑笠を出して之を視す。【中古】 分子科学講座 第8 分子集合体の量子化学 (1966年)。
遂に邑に至る。【中古】 マッチの即席奇術 (1958年)。邑人、去歳、粁種を貸り、明稔もて之を償はんと約す。【中古】 日本における資本主義の発達 第10 日本資本主義の没落 (1965年) (東大新書)。
而して稔らず。竹田宮恒久王妃昌子内親王 歌集『松乃しらべ』(全2冊揃)昭和18年竹田宮蔵版 彩色木版画6枚入 明治天皇第六皇女子。相与に逃亡せんと謀る。【中古】 戦争論 上 下巻 (1950年) (岩波文庫)。是に於て、泰時、諸々の負債者を召して、
悉く其の券を焼きて・・・・《曰く、「父老之を安んぜよ》

漢文の読み下し文の文責・出品者

(Ⅰ)・出品した原本(漢文)の「原文の現代語訳文」は次の通りです。松平庄右衛門升信書簡  森川内藏進・依田又八郎宛。


《日本外史 巻之四 源氏後記 北条氏》
《鎌倉2代将軍・源頼家、政事を疎かにする》
《後鳥羽上皇に請い、行景を手に入れた。高橋重威選『和蘭文典字類 後編』安政5年 和泉屋吉兵衛他板 江戸時代和本 オランダ語辞典 蘭学。》・・・・・・これ以降、頼家は、
毎日蹴鞠の技を学び、再び政事をおろそかにした。【中古】 奄美大島物語 (1957年)。義時には、泰時と言う息子が居た。【中古】 牡猫ムルの人生観 (1950年)。
年若くして器量が有った。【中古】 朝鮮の仮面 第1 河回別神仮面舞劇について (1965年)。泰時は、密かに頼家の狎臣中野能成(よしなり)を呼んで言った、
「蹴鞠には害は無い。元三大師御鬮鈔。だが、天の災いが続いているのを畏れないのか。殆03) 山陽印影 頼山陽 印譜 古文書 和本 古書。
前将軍(頼朝)は、天変地異に遭う毎に、その都度外遊を止めた。1895年 日清戦争実記 写真 図版 銅版画 陸軍 大清国 北京城国子監 奉天 朝鮮風俗誌 支那 京城 口絵 浮世絵 兵器 新京 大連。
これは、正しく後世の者が手本とすべき所である。【中古】 クリスマスのうた (1976年) (オックスフォードえほんシリーズ 23 ブライアン・ワイルドスミス作品選)。子は、将軍と親密な家臣であるが、
何故それとなくお諫めしないのか」と。英和對譯『日本昔噺』嵩山堂出版 著/ミツトフオルド 訳/上田貞次郎 青木嵩山堂 明治32年。
この時、領地の北条から飢饉の報告が来た。蓮如大系 全5冊 梯實圓他監修。泰時は、その様子を視に行こうとしていた。『黒谷上人伝絵詞 黒谷語燈録』(全十冊揃)華頂山蔵板 江戸時代和本 仏教書 仏書 浄土宗 法然上人 滋賀県栗東市郷土史料。
そこへ偶々、観清と言う僧が来て、泰時に言った、
「将軍は、能成から公の言葉を聞いて、怒ってこう言いました、
『泰時の言うことはもっともでは有るが、父と祖父を差し置いてそのようなことを
言うとは何事だ』と。【中古】 インダストリアル・デザイン (1957年)。公は、暫くは病と言い立てて領地に帰り、
将軍の怒りが収まるのを待つのが良いでしょう」と。【中古】 日本庶民生活史料集成 第6巻 一揆 (1968年)。
泰時は言った、「唯自分の意見を将軍の近臣に話しただけだ。【中古】 日本無罪論 全訳 (1952年)。
これが如何して諫めたことになるのか。【中古】 写真映画百年史 第1巻 (1954年)。もしお咎めを受けることになっても、
避けるようなことはしない。【中古】 歌舞伎定式舞台図集 (1958年)。吾は、大事な用が有って領地へ行くことになっていて、
明朝、出発する心つもりであった。【中古】 レスリング (1953年) (旺文社スポーツ・シリーズ)。子は、これをお咎めを避ける為だと思わないでくれ」と。【中古】 租税刑法の実際的研究 (1954年)。
そこで、蓑笠(みのがさ)を出して観清に見せた。【中古】 シートン全集 第3 動物記 (1951年)。遂に領地に着いた。1917年 歌川廣重遺作 珂羅版 玻璃版 図版 写真帖 木版画 武者絵 美人絵 浮世絵 コロタイプ 窓絵 風 壁画 枕絵 春画 風俗。
村人は、去年も作物の稔(みのり)が悪く、種籾(たねもみ)代を北条氏から借りていて、
翌年の収穫でそれを支払う約束をしていた。日比健二郎編『死体検屍考』(明治13年 大野木市兵衛刊か)長谷川伸旧蔵書 明治時代和本 明治初期の法医学書 検死。ところが、今年も稔(みのり)が悪かった。【中古】 日本海運史概説 (1955年)。
村人は、一緒に村から逃げる相談をしていた。松原寛著 船川未乾装丁『現代人の芸術』大正10年 民衆文化協会出版部刊 日本大学芸術学部初代芸術科長 日藝。
そこで、泰時は、諸々の負債者を呼び集めて、借金の証文を悉く焼き棄てて・・・・《言った》

現代語訳の出典・「日本外史」
訳・頼惟勤・お茶の水女子大学名誉教授(1922~)


「自筆の断層(MRI)写真」

(断層画像MRI-4-6-B)

「細香・湘夢」の2つの印は、江馬細香の落款。【中古】 マルセル著作集 第6 人間この問われるもの (1967年)。

「序文の記載年号、落款、花押、及び隷書体の資料」

写真右から隷書体の「曹全碑」写真。学書筌蹄 書道法帖 碑帖墨蹟 碑刻 拓本 書法 欧陽詢 王義之 顔真卿 瑯邪台刻石 北海相景君銘 黄庭経 十七帖 蘭亭序 張猛龍碑。右から2番目は、序文末尾の拡大写真。剣道教程 堀田捨次郞著。日付左の印は、大垣藩医・江馬蘭斎の娘、江馬細香の号である「湘夢」の落款。浪華けつ(手偏に吉頁)芳譜。右から3番目は、序文末尾に記された「文政十年(1827) 5月21日」の日付。【中古】 荷風全集 第24巻 (1964年)。その左が「湘夢」の落款。【中古】 現代統計学入門 資料解析の理論と方法 (1971年)。右から4番目が巻十六末尾下の「細香」の自筆署名と「湘夢」の落款。【中古】 兵隊過去帳 (1954年)。左端は、江馬細香・自筆の評価額・出典・「美術年鑑」古美術名家撰851頁(美術年鑑社・刊)


「額縁裏面ラベルと巻四冒頭の落款」


上の写真は額縁裏面のラベル
 下の写真右端は巻四冒頭の部分
下の写真左のうち上段は緒方洪庵の号「適々齋」
下の写真左のうち下段は仙台藩の家紋竹に雀の落款

「美術年鑑の評価額」


「江馬細香の肖像と自筆」
上の写真は、江馬細香の肖像。【中古】 支那水利地理史研究 (1940年)。手前が細香、右上が紅蘭(原図は江馬家所蔵)
下の写真は、江馬細香の自筆の詩稿、三十九歳の時の漢文。趙子昴 充国頌 唐本漢籍 文益書荘 書道法帖 趙文敏 趙松雪 碑刻 支那法書 金石篆刻 折帖 経折本 中華民国 書法 碑帖 朱印譜。校正個所は頼山陽

頼山陽「日本外史」江馬細香・自筆(直筆)を出品
商品説明隷書体「日本外史」自筆には、「江馬細香」の落款である「湘夢」の押捺、江馬細香の草書体の花押、及び三巻の巻物の「日本外史」原本を収納していた「桐箱」の中の付箋には、「細香之書、文政十年(1827)三月二十七日、頼先生から譲受(ゆずりうく)」と記されている。リーディングス 日本の教育と社会 全20巻の内既刊19冊揃い 広田照幸監。この字を記したのは、仙台藩医・大槻磐渓である。【中古】 ドイツ文化史 交通史からの展望 (1958年)。磐渓の父・大槻玄沢(仙台藩医)は杉田玄白の筆頭弟子である。董其昌法帖 三思疏 董文敏 折帖 折本 書道法帖 唐本漢籍 碑帖 支那法書 中華民国期 上海姚文海書局 金石篆刻 古籍善本 朱印譜。玄沢は、江馬細香の父・江馬蘭斎の上司であった。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管  弓法秘  古文書。
「日本外史」は本来、二十二巻から構成される冊子本であるが、出品した自筆の体裁は、一巻から七巻までを長尺の一巻の「巻物」として、合計三巻の「巻物」となっている。唐詩金粉。そして、本来冒頭にあるはずの「序文」が末尾に表装されている。【中古】 刑法大綱 総論 (1932年)。序文に記載されている日付は、文政十年(1827)五月二十一日である。唐懐素書自叙 書道法帖 碑帖墨蹟 原色 拓本 拓片 狂草書 金石篆刻 古籍善本 石鼓文篆書 三希堂 宣和印譜 御覧 珂羅版 玻璃版。このため、本自筆は松平定信へ献上する前の完成していない「書きかけ」途中の「日本外史」であることがわかる。日光叢書 寛永諸家系図伝 全7冊 日光東照宮社務所編、刊。
この自筆は、大垣藩の藩医・江馬蘭斎の娘で頼山陽の弟子・江馬細香の旧所蔵「日本外史」を頼山陽と親交があり、また尊敬をしていた仙台藩の大槻磐渓が譲り受けた「隷書体」の貴重な自筆です。趙子昴 酔翁亭記 唐本漢籍 育古山房 書道法帖 趙文敏 趙松雪 碑刻 支那法書 金石篆刻 折帖 経折本 中華民国 書法 碑帖 印譜。(所蔵経緯の詳細は下記説明欄に記載)。吉井勇著 竹久夢二装画『東京紅燈集』大正5年 新潮社刊(再版)。出品して「日本外史」自筆は、隷書体による「日本外史」として初めてのものであり、貴重な隷書体の書として身近なものとして鑑賞することができます。故事成語考集註。

自筆自筆切の稀少価値は、和紙の生成技法の緻密さにあります。☆E0151和本江戸天明2年(1782)秋田騒動(佐竹騒動)写本「兜頭巾」1冊/古書古文書/手書き。上の「拡大断層(MRI)写真」でわかる通り、極めて薄い和紙の上に墨の文字がくっきりと浮き上がるように「日本外史」の文字が記されております。松本棄次郎・多賀谷翠鸞編 松本宏洞著『宏洞百詩』昭和5年 松本一雄刊 漢詩集 群馬県佐波郡大正寺村生の南画家(現・伊勢崎市)郷土史料。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。八代幸雄『西洋名彫刻 古代篇』昭和2年 福永書店刊 古代エジプトおよび古代ギリシア彫刻を中心とする西洋彫刻論 西洋美術。落札後には、見やすいようにA4サイズの「光沢紙」に転写し交付いたします。【中古】 パステルナーク自伝 (1959年)。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。【中古】 天然色の写真と映画 (1950年)。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。肝要工夫録 附孝行短歌。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。【中古】 ロシア・ソビエト文学全集 第28 トルストイ・ファジェーエフ・レオーノフ (1965年)。撮影後、展示のために再表装をしております。【中古】 柔道千畳敷 (1952年)。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、隷書体による自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。【中古】 英文標準問題精講 (1973年)。

断層(MRI)写真従来、日本の古美術の鑑定の際の分析・解析は、エックス線写真、赤外写真、顕微鏡が中心です。【中古】 岩波講座現代教育学 第6 言語と教育 (1961年)。一方、アメリカやイギリスでは研究が進み和紙の組成状況を精確に分析・解析をするために断層(MRI)写真が利用されており、今回の出品に際し、「断層(MRI)写真」を資料として出しました。長谷川伸旧蔵書『兵庫史談』(全74冊揃 合本一冊)大正15-昭和7年 神戸史談会刊。本物を見分けるための欧米の進んだ分析・解析技術を見ることができます。宋拓智永千字文 三省堂 1946年 書道法帖 碑帖墨蹟 碑刻 古籍善本 金石篆刻 和綴 法書法 書帖 拓本 拓片 印譜 支那 名家名帖。

寸法「日本外史」原本の大きさ タテ24.7センチ ヨコ16.5センチ。【中古】 原始文学の研究 詩としてのパイワン族歌謡の考察 (1956年)。額縁の大きさは、タテ40.0センチ ヨコ30.0センチ。【中古】 香料の配合 (1950年)。額縁は新品です。珂羅版 孫過庭真蹟書譜 御府珍秘 折帖 玻璃版 書道法帖 法書 草書 コロタイプ 拓本 印譜 拓片 経折本 中国書道 印譜 唐朝。

解読文出品した書は、「漢文体」であるため解読のために「原文の読み下し文・現代語訳文」(解読文)を作成し、平易に解読し読むことができるようにしております。【中古】 ロシア・ソビエト文学全集 第6 ツルゲーネフ (1964年)。

稀少価値所蔵経緯(来歴)
1・自筆には、「江馬細香」の落款である「湘夢」の押捺、及び三巻の巻物の「日本外史」原本を収納していた「桐箱」の中の付箋には、「細香之書、文政十年(1827)三月二十七日、頼先生から譲受」と記されている。和装本 講孟剳記 全3冊 吉田松陰 松下村塾蔵版。この字を記したのは、仙台藩医・大槻磐渓である。神事行燈 初編。磐渓の父・大槻玄沢は杉田玄白の筆頭弟子である江馬細香の父・江馬蘭斎の上司であった。【中古】 昆虫記 2 (昭和6年) (岩波文庫 594-595 )。
頼山陽(1780~1832)は、文化11年(1814)35歳のおり、京都の医者であった小石元瑞(1784~1849)の養女・梨影(りえ)を妻に迎えている。【稀少!江戸期和本 流麗・繊細 絵入】三帖和賛繪抄 五 ※浄土真宗 検親鸞高祖仏教武将武者木版画浮世絵絵本錦絵骨董書籍龍天皇鎌倉歌舞伎。頼山陽は、小石元瑞の患者でもあった。【中古】 朝鮮新話 (1950年)。小石元瑞は、仙台藩の侍医・大槻玄沢(1757~1829)に師事していた関係で、玄沢の次男・大槻磐渓(1801~1878)とも親しくしている。長野県官民肖像録 明治41年発行。二人の交流は、頼山陽及び大槻磐渓両人の日記や著書に記されている。扶桑名所図会 初・二篇 狂歌。頼山陽の文政10年(1827)3月27日の日記(頼山陽46歳)には、「雨、大槻磐渓来訪」と記され、翌3月28日の日記には、頼山陽、大槻磐渓、小石元瑞ら18名で「夜桜」見物をしていることが記されている。拓本 歐陽永叔醉翁亭記 書道 中国 古書 古文書。
磐渓は、頼山陽と「夜桜見物」にでかけた時のことを次のようにその日記に記している。【中古】 ドストエフスキー全集 第2巻 (1964年)。
「二十八日、新晴、二賴(山陽と杏坪)及び諸氏に陪して平野に遊ぶ。【中古】 日本民族生成論 (1946年)。・・・晩桜乱発、落片雪の如く繽紛地に敷く。【中古】 定本聊斎志異 巻1 (1955年)。乃ち榻を花下に移し、張飲一場、頽然、皆酔ふ。宮地直一序 大場磐雄編『官幣大社 香取神宮宝物図鑑』昭和15年香取神宮刊(千葉県香取市)仏像・古鏡他45点 神仏習合 仏教美術 神道美術。日暮に及び、花下の茶肆、各々数十の毬燈を以て之を枝に掛く。韮山県 関係史料(古文書) 明治三年(1870)/廃藩置県 武州多摩郡 江川英武 御嶽村 青梅 飢饉 凶作【23-1214-1】。遠近映発して煌々昼の如し。【中古】 現代人生論全集 第7 小林秀雄集 (1966年)。」上記の通り、「桐箱」の中の付箋には、「細香之書、文政十年(1827)三月二十七日、頼先生から譲受」と記されていることから、頼山陽と会った日に「日本外史」自筆を受け取っていることがわかる。【中古】 分子科学講座 第3 分子軌道論 (1966年)。これは、大槻磐渓の個人的な依頼によるものではなく、仙台藩への献上品として前もって依頼し、この日に受け取っていることがわかる。『官幣大社 鹿島神宮宝物図鑑』明治14年 鹿島神宮刊 茨城県鹿嶋市の神社「鹿島神宮」所蔵名宝集 太刀 懸鏡 古鏡 狛犬など 神道資料。金銭の授受は明記されていない。俚歌名誉画像哥仙集。また、頼山陽が仙台藩への献上について記していないのは、前老中の松平定信への献上が約束されており、山陽の自筆文を松平定信の前に仙台藩に献上することに遠慮があったものと推定されている。【中古】 東京書籍商組合員図書総目録 (1929年)。
大槻磐渓は、持ち帰った「日本外史」を藩に献上する前に隷書体「日本外史」を元に格調高い文体で「日本外史」を写している。一向専修答問記。磐渓は、「日本外史」を手書きによって書き写したのは、尊敬する頼山陽の業績を自らの手で確認したいとの思惑があったのではないかと考えられる。佐竹昭広集 全5冊 佐竹昭広。

2・「緒方洪庵の旧所蔵」
自筆の一部には緒方洪庵の所蔵を示す「適々齋」の落款(印譜)がある。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵保管 古絵図 古文書。一部の自筆が緒方洪庵の手許に渡っていることがわかる。絵本ふぢはかま。緒方洪庵は、大槻玄沢の弟子であることは広く知られている。夢窓疎石『夢窓国師語録』(全3冊揃)貝葉書院刊 江戸時代和本複製版 鎌倉時代・臨済宗の禅僧の禅語集 禅宗。緒方洪庵自身も一部を所蔵し、大切に読みこなしていたことをうかがい知ることができる。農家心得草。緒方洪庵は、大阪大学の前身・適塾を創設。江戸時代中期 古書 和書 新刀銘盡(あらみめいずくし)諸国新刃 目利乃書 4冊揃 巻一 巻四 巻五 巻六 神田白龍子 著 TYF506。洪庵は文化7年(1810)7月14日生~文久3年(1863)6月10日没。古文書 戌年御年貢米割付之事 蒲原郡 西萱場村(新潟西蒲月潟村内) 天保九年 脇田 内藤 久永惣右衛門 村.庄屋 組頭 惣百姓.193㎝。
「日本外史」の外国語訳版では、「NIKHON GAISI」V.M.Mendrin,1915,Vradivostok.があります。好花堂野亭(山田意斎)著 柳斎重春/宮田南北画『大伴金道忠孝図会』(2冊)岡田茂兵衛刊 江戸時代和本 読本 浮世絵師挿絵多数入 絵入本。外国での展示に際し、上記「NIKHON GAISI」の表記ではなく、日本の国外における表記に準じ、「NIHON GAISHI」と表記。【中古】 金沢文庫と足利学校 (1959年) (日本歴史新書)。アーネスト・サトウは、明治5、6年頃「The Japan Mail」に「日本外史」の英訳を載せている。【中古】 東京旋風 これが占領軍だった (1954年)。そのノートは、ケンブリッジ大学アストン文庫に残っている。【中古】 ランカシアの歩んだ道 栄光から奈落へ (1956年)。
出品した「日本外史」の書は、小さな断片です。【中古】 教科書の歴史 教科書と日本人の形成 (1956年)。このような断片を「古切」という。佚存叢書 全10冊 中文。頼山陽の自筆原本の多くは、頼家のある広島市が昭和20年の原爆投下によってその大半が焼失したため、爾来、出品者宅においても厳重に保管されていた。歌仙百人一首姫鏡。「日本外史」は、元来、大槻磐渓の書として冊子や巻子(かんす)で伝えられたものが、鑑賞用として「茶人」の好みにより「掛軸」、或いは屏風に仕立てられ茶道具として用いられた。【中古】 価値論 (1953年)。なお、自筆を断片化することを「古切」という。【中古】 刀剣要覧 (1958年)。

 国内における所蔵先等
出品作品と同じ「日本外史」の写本は、国立国会図書館(村瀬秋水・写)、東京大学、京都大学、大阪府(1冊のみ)など8箇所に現存。【中古】 少年非行の解明 (1953年)。「国書総目録」第6巻379頁(岩波書店・刊)出品作品は、所蔵経緯、来歴が明確であるため極めて希少価値が高い。【中古】 国民百科事典 第7 索引 (1962年)。ただし、いずれも「真書体」「楷書体」で、「隷書体」の「日本外史」自筆は、本出品の自筆は日本国内でただ1部現存するのみ。興農要録。

江馬細香の自筆について1・筆跡の分析と筆者の特定について
自筆は昭和39年以来アメリカの大学で分析され以後アメリカ国内で展示が継続されていた。【中古】 ペスタロッチ全集 第5巻 立法と嬰児殺し抄・白鳥の歌 (1952年) (世界教育宝典全集)。一部が日本に戻り後の大半はまだアメリカで展示されております。【中古】 柳宗悦・宗教選集 第3巻 神について (1961年)。自筆には、「江馬細香」の落款である「湘夢」の押捺、自筆署名の花押、及び三巻の巻物の「日本外史」原本を収納していた「桐箱」の中の付箋には、「細香之書、文政十年(1827)三月二十七日、頼先生から譲受」と記されている。【中古】 宮本武蔵 (二)。この字を記したのは、仙台藩医・大槻磐渓である。【中古】 八海事件 裁判官の弁明 (1956年)。磐渓の父・大槻玄沢は杉田玄白の筆頭弟子である江馬細香の父・江馬蘭斎の上司であった。【中古】 日本婚姻史 (1928年)。
蘭斎は、江戸での学業を途中で打切り大垣藩の藩医となる。【中古】 ヘルマン・ヘッセ全集 第10巻 東方巡礼 (1957年)。大垣藩で蘭医として名声の上がっている江馬蘭斎の許を頼山陽が訪れ蘭斎の娘・江馬細香に求婚するが父・蘭斎が断る。桑原真清 桑原楯雄著 作楽園主人山下春樹序『梅乃下風 真清集/楯雄集』大正12年序刊 靖国神社社司などをつとめた神職の歌集。若い頼山陽の貧しさを父・蘭斎が嫌ったことが原因である。【中古】 無脊椎動物発生学 (1957年)。しかし、細香は頭脳明晰で漢文や詩文をこよなく愛し、その後頼山陽に弟子入りしている。【中古】 綜合日本民俗語彙 第1巻 アーキン (1955年)。
頼山陽は、早い時期から「日本外史」を書き始め、文化2年(1805)年3月20日の「大槻子縄(仙台藩学頭)に与ふる書」の中で「日本外史」を起草していることを示している。【中古】 セヴァストーポリの石 (1953年) (青木文庫 第98 )。「日本外史」は「文政十年(1827)五月二十一日付」で白河藩主・松平定信に献上したものだが、献上以前に並行して仙台藩からも求められ頼山陽が弟子の江馬細香に写させていたと推定されている。【中古】 趣味の透し鐔・小刀作り (1980年)。
白河藩主・松平定信の献上の二ケ月前に大槻磐渓に渡されたのは、大槻磐渓の父・玄沢が病床にあったことが関係しているという説、及び白河藩より仙台藩の方が大藩であったことと、頼山陽が仙台藩から援助を受けていたことも関係しているとの説もある。【中古】 青年 (1948年) (新潮文庫)。また、大槻磐渓は、文政十年(1827)より以前に序文のない下書の「日本外史」を入手し「楷書体」による写しを進め、後年、前記の通り、磐渓の父の弟子である緒方洪庵に渡っていることがわかっている。古書 馬相備見手抄本 24×15。

2・「江馬細香の自筆とアメリカの基準について」
①・自筆は「女文字」であり、同時に上記、細香自筆の草書体の花押、落款、及び来歴から日本国内的では「江馬細香・自筆」とされていた。【中古】 帝国主義論 下巻 (1952年) (岩波文庫)。しかし、アメリカでの展示に際しては、科学的な筆跡全体の照合が条件として追加される。【中古】 日本交通史の研究 (1929年) (京都経済史研究会紀要 第1冊 )。日本的な鑑定人による視覚による主観的な分析ではなく、科学的な解析手法である「ドーバート基準」による筆跡の分析、すなわち、江馬細香の「隷書体」自筆との照合であるが、細香は「湘夢遺稿」など多くの自筆文を残しているがいずれも「行書体」「草書体」で「隷書体」の自筆文は現存していない。【中古】 書物と活字 (1949年)。このため、細香の他の隷書体の文字との照合ができないため、海外展示に際し、「江馬細香・旧所蔵」とし、「Ema Saikou・Autograph(江馬細香・自筆)」とはしていなかった。仙台藩伊達家・知行御割目録 宝暦八年 大町源十郎殿宛 登米郡他四郡 五十貫九百三拾七文  四奉行 重判連名。(2015年1月迄)
その後のコンピュータ分析の精度向上の結果、江馬細香の「草書体」の文字と「隷書体」の文字情報を高速度で分析した結果、自筆は「江馬細香・自筆」であると解析された(分析法は下記②の欄)。【中古】 望みなきに非ず (1949年) (新潮文庫)。この結果、「江馬細香・自筆」と説明欄に追記した。【中古】 現代日本文学全集 第6 正岡子規 伊藤佐千夫 長塚節集 (1955年)。

②・自筆の筆者の識別方法について
 国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。【旧家蔵出】永谷山 円通寺 幕末〜明治期? 「南無阿弥陀佛」 書 肉筆 印あり 兵庫県 丹波国 古美術 御油村 資料 珍品。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。【中古】 抵抗の文学 (1951年) (岩波新書 第58 )。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。【中古】 やぶかんぞう 随筆集 (1952年)。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。1865年 漢文古籍 靖献遺言 江戸古書 木版摺 検索⇒唐本 漢籍 支那 玉扣 善本 線装 木刻本 筒子頁 殿本 套印 宣紙 清朝 内府 掃葉山房 石印。

③・筆跡について
欧米では、筆跡の細部を検証するには人間の目ではなく、指紋の照合と同様アメリカではコンピューターが利用されております。【中古】 話の大事典 第1 (1950年)。資料として断層画像写真を出品欄に掲示しております。【中古】 太平洋戦争アメリカ海軍作戦史 第3巻 珊瑚海・ミッドウェー島・潜水艦各作戦 (1950年)。落札後の額縁裏面には説明文として、「Nihon Gaishi・1827  Ema Saikou・Autograph」との表記されております。【中古】 顔・白い闇 他三篇 (1959年) (角川文庫)。
上記英文の日本語訳は、「日本外史・1827 江馬細香・自筆」
出品に際しては、アメリカの基準に準拠し説明欄に記載している。【中古】 全国民事慣例類集 (1944年) (法学叢書 第14 )。

13代将軍徳川家定の正室・篤姫と「日本外史」の関係「日本外史」は第13代将軍徳川家定の正室の決定に大きな影響を与えたことが知られている。1930年 世界看板集 支那 招牌 幌子 図譜 廣告牌 茶館 戯院 酒楼 妓院 当舗 銭荘 洋行 租界 生写真 煙館 書局 薬舗 老照片。13代将軍家定の正室候補にあげられていた薩摩藩主・島津斉彬の娘・篤姫は老中たちの強い反対に遭遇していた。名島政方(名島桃源)『晤語』(全2冊揃)文政9年序 双樹園蔵版 江戸時代和本 谷川士清に学んだ伊勢の国学者。
徳川将軍家の正室は京都の公卿筋から選ぶべきだとの意見があり、その反対論を一蹴したのが「日本外史」であった。【中古】 逐条改正会社法解説 (1951年)。安政元年の春、薩摩藩江戸屋敷に水戸斉昭、山内豊信、伊達宗盛、松平春嶽などの幕府老中たちが薩摩藩主・島津斉彬を囲み「花見の宴」を開いていた。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 弓法 古文書。宴の目的は島津斉彬の娘・篤姫が将軍の正室にふさわしいかどうかを老中たちが見定めるためである。井上新七『当世茶之湯独漕』(2冊=巻二+巻四)江戸時代和本 茶道 茶の湯。老中たちへの挨拶に訪れた篤姫に対し、水戸斉昭が篤姫の愛読書「日本外史」について質問する。【中古】 ピエールとジャン (1952年) (新潮文庫)。篤姫は正確に受け答えをし、老中たちは篤姫のその読書量と理解の明晰さに感動したという。趙子昴 読書楽 唐本漢籍 尚古山房 書道法帖 趙文敏 趙松雪 碑刻 支那法書 金石篆刻 折帖 経折本 中華民国 書法 碑帖 朱印譜。老中諸侯の反対論が一蹴されたことはいうまでもない。【中古】 国民の文学 第13 西鶴名作集 (1963年)。「日本外史」をきっかけにその場にいた老中たち全員が正室入輿の推進者となったと言われている。金持重宝記。
水戸斉昭や伊達宗盛はこの時の様子を日記に記し、また篤姫の正室入りに最も強く反対していた福井藩主・松平春嶽は「斉彬公行状記」の中でこの時の篤姫の様子を「聡明にして温和、人との応接も機智に富み、学問(日本外史)深し。【中古】 中原悌二郎彫刻作品集 (1973年)。かくなる姫を御台所(正室)に迎えるは徳川家にとっても幸福というべきなり」と記している。【中古】 ロッパ食談 (1955年)。その後、日本国内で「日本外史」を理解する篤学の女性として「東の篤姫、西の細香」とまで言われた。S1035【仏具】祝詞 のりと まとめ売り 古文書 古書 和書 神主 神社 仏教 寺院 和尚。後年、江馬細香の漢詩が掛軸となり茶の道具として用いられるようになるのは、こうした歴史的背景がある。【中古】 政治思想における西欧と日本 下 南原繁先生古稀記念 (1961年)。


HP隷書体「日本外史」江馬細香・自筆の書を出品いたしました。【中古】 東亜音楽史考 (1944年)。出品以外の所蔵品を紹介した出品者のホームページ「源氏物語の世界」をご覧ください。【中古】 機械発明史 (1940年)。

ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。【中古】 額装の話 (1955年)。

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